沖縄科学技術大学院大学(OIST)では,5年一貫制の博士課程を置き,公用語は英語というグローバルな環境の中,世界中から集まったさまざまな専門性をもつ研究者からなる60を超える“研究ユニット”が,学際的で先端的な教育研究活動を行っています。学内は10 Gbpsのネットワークでつながっており,HPCを含むコンピュータのリソースは一元化されています。さまざまな研究用機器を介して取得される膨大な量のデータへのアクセスの高速化を目指して検討を重ねた結果,イーサーネット上の分散環境においても高速アクセスが可能なピュア・ストレージのFlashBladeの導入を決定。その結果,システムのボトルネックが解消し,研究分野ごとに柔軟にデータが扱えるようになり,効率的で高速なコラボレーションが可能なコンピューティング環境が実現しました。